ローマ ヴァチカン 世界遺産を訪れる旅(2)

Rome
フォロ・ロマーノ

古代ローマ帝国時代の政治中心地だったフォロ・ロマーノ。
コロッセオから歩いて5分くらいの位置に広大な遺跡が残っています。

入場しなくても、この近くにあるヴェネチア広場を見下ろす建物、ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂の裏から見渡すことが出来て、全景を撮影したいのならこちらからがおすすめ。
この写真はヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂の裏から撮りました。
フォロ・ロマーノを訪れた日は前日の晴天とは大違いで、とても寒く、「屋外は寒い・・・」ということで、中には入りませんでした。(今から考えると、とても惜しいことをした・・・。)

戦争勝利記念の凱旋門や建物の支柱、そして当時の共和党政治の中心であった「元老院」という建物(火事で焼失後に再建)跡がしっかり残ってます。
ガイドブックにも「元老院跡は見とけ!」とあったんだけど、寒さには勝てず。
ちゃんと見ておけばよかったなぁ。
地下鉄B線 コロッセオ駅

 

コロッセオフォロ・ロマーノの遺跡周辺近くに見どころが密集。
ローマの中心地であったというのがよくわかります。
コロッセオまでは一本道。かつてはこの道の上を馬車を走らせたんでしょうね。

当時の民衆は生活レベルもかなり高く、電気が通っていないだけで、上下水道設備が整っているのはもちろん、今でいうスパのような公衆浴場もあったし、劇場、運動場、競技場、図書館など貧富の差もなく誰でも使える設備に恵まれていたそうです。

 

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カラカラ浴場  Terme di Carcalla

チルコ・マッシモ駅で降りて、チルコ・マッシモを見ながらカラカラ浴場へ。
「チルコ・マッシモ」は、かつての運動場。
といっても、とてつもなくでかくて、おそらく運動場というより陸上競技場に近いものだったのかも。
走っていたのは人間ではなく、競技用の馬車のようなイメージ?
今は草原が残るのみです。

カラカラ浴場は、ローマ帝国の歴史の中では悪名高いカラカラ帝が造りました。
一度に1600人が入浴できる公衆浴場跡だそうな。
今も壁や床のタイルの一部やモザイク壁画の一部が残残っていて、見ることができます。

とにかく規模がでかい!!!
当時は浴室、サウナ、水風呂のほかに運動場、図書館、劇場まであったそうな。
今でもこの写真の周辺では夏になると屋外オペラが催されるそうです。

ちなみにワタシの友人の歴史オンチは、カラカラ浴場は遺跡ではなく今も運営している入浴場だと思ってたらしい。
「すごいよね~。一度に1600人も入れたなんて。あ、月曜日は休館日だよ。」
というようなやり取りを聞いてるうちに、「スパみたいなものに行くって言ってる。どうしよう。バスタオル持っていったほうがいいのかな!?」など、いろいろ考えていたそうな。遺跡のことですから!

 

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カラカラ浴場の入場券

カラカラ浴場の入場券(たぶん)。
素敵なデザインだったので、とっておきました。

ローマの旅は、この他に「真実の口」で有名なサンタ・マリア・コスメディン教会にも行ってきました。
写真を撮るための順番待ちがすごくて、真実の口だけの写真を撮ることはできませんでした。
自分や友人の写真を撮るので精一杯・・・。
ちなみに真実の口は、教会に入ったすぐの回廊のようなところにちょこんとついてます。
意外とあっけない。
お台場のヴィーナス・フォートにあるやつ、そんな感じでした。
と~っても人気の観光地なので、写真に写す時は少々強引に順番を主張するくらいのほうが良いと思います。
並ぶことなんて全く考えない文化の人もいるしね。
地下鉄B線 CIRCO MASSIMO駅からちょっと歩きます

1999年の当時、デジカメなど持っていなく、また、撮影する写真はホームページに掲載することを考えていなかったので、掲載できる写真があまりないです・・・。
今ならもっと他の撮りかたをするんだろうなぁ~。
ぜひとも撮影メインでもう一度行きたい!

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