湯布院の温泉と別府の地獄めぐり(4) どの地獄がお好き?

別府の地獄めぐり、まだまだ続きます。

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山地獄

こちらは「山地獄」。
山のいたるところから噴気が上がっています。
温泉熱を利用して、動植物が飼育されています。
日本にはいない南国の動物達も、温泉の熱のおかげで真冬でも暖かい~。

 

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山地獄

岩山の間から硫黄臭の蒸気がもくもくもく・・・。
海地獄もそうだったけど、硫黄の匂いがあたりに充満しています。
柵の外から腕を伸ばして噴出口に手をかざしてみると、蒸気はそんなに熱を持っているわけではなく、とても細かいミスト状でした。

 

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山地獄のカバ

山地獄の温泉熱を利用して飼育しているカバを激写。
観光客からエサをもらうため、柵の前から動きません。
愛嬌のある顔をしているなぁ。

 

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山地獄のカバ

カバってこんなに大きかったんだ~。
毛穴まで見えて、毛穴が・・・こんなに見えちゃって恥ずかしい(笑。
カバ以外にもアフリカ象やフラミンゴ、猿やオランウータンなどの動物がいました。

 

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かまど地獄

海・山・鬼石坊主地獄から歩いて5分。カマド地獄へ。
パンフレットによると、昔、氏神竈(かまど)門八幡宮の大祭に地獄の噴気で御供飯を炊いた慣わしがあったところから名づけられたそうな。
写真はカマド地獄の入口。

 

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ここは地獄の一丁目

かまど地獄では、それぞれの池に1丁目から6丁目まで名前がつけられています。
池の色も赤からグリーンまでさまざま。

名物「石垣まんじゅう」をここで味わうことができます。
これがうまいんだな!
まんじゅといっても蒸しパンみたいで、味はほんのり甘め。
売店のおばちゃんが「味がついてないから、塩か醤油をかけてね。」と言ってたけど、そのままでもほんのり甘く、おいしかった♪

 

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かまどの上に鬼

鬼の下に「カマド」があります。そこから猛烈な噴気とともに高熱温泉を出しています。
昔の人が見たら「鬼がご飯を炊いている」と伝えられてもおかしくないな。この噴気の迫力。

 

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かまどから噴気

カマド地獄の鬼の下にある噴気口。手をかざしてみたら熱かった。
この下ではいったいどんなことがおこっているんだろう。

 

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かまど地獄 地獄の4丁目

カマド地獄の池のひとつ。地獄の4丁目。80度の熱さだそうな。
赤褐色の泥の中でぐつぐついってます。
青白かったり白かったりすると「風景としてきれい」と思うんだけど、赤かったり赤褐色だと「地獄」を想像してしまう。

そしてこの風景を思い出すたび、鬼灯の冷徹が頭に浮かんでくる。
本当に地獄にありそうな景色なんですもの。


鬼灯の冷徹
「じーごーくー。じーごーくー。」と、頭の中でアニメのテーマソングがエンドレスループ。

地獄めぐり編 続く

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